授業の目的・方針 |
システム工学の基礎的な素養を身に付けることにより、システム工学的思考を理解し、実践できるようになることを目的とする。システム工学の概念と手法および技術は様々な分野に適用され、各専門領域を超えた大きな広がりをもっている。ますます大規模かつ複雑になってきた人工的システムを構築するため、あるいは、もともと複雑な様相を呈する自然システムや社会システムを解明するために、今後のさらなる発展が期待される学問分野である。ここではシステム工学的思考とその技術を身に付けるため、出来るだけ多くの具体的な例題を盛り込み、学習を進める。 |
授業の達成目標 |
①システムの表現、モデル化を理解する。 ②システムのシミュレーションを理解する。 ③システムの最適化の基礎を理解する。 ④システムの信頼性評価を理解する。 ⑤システムの適合性評価を理解する。 ⑥システムの特性分析を理解する。 ⑦ニューラルネットワーク、ファジイ理論を理解する。 ⑧複雑システムを理解する。 ⑨システム工学的アプローチを理解し、科学技術計算ソフトウエアの「MATLAB」を援用して実践できる。 |
教科書 |
田村坦之 著「システム工学」(オーム社) 1999年 ISBN 978-4274131677 |
準備学習、注意事項 |
授業時間外の学習 〔準備学習等〕、および学習上の注意事項 -------------------------------------------- ・「授業計画」に示した内容について、テキストの該当部分を予習すること。 ・講義では、適宜、教科書の内容を補足する資料を配付する。 |