授業の目的・方針 |
確率と統計の基礎を講義する。工学においてよく利用される確率や統計の手法の原理を理解して、データ解析の基礎となる各種計算法の習得をめざす。特に、ベイズ理論の基礎、確率密度関数、確率分布関数などの概念を理解し、期待値や分散などのモーメントの計算法を取得する。さらに多変数系への拡張および変数変換、周辺密度関数や相関係数などの計算法について学ぶ。二項分布や正規分布を学び、中心極限定理を理解する。これらの基礎的な概念や計算法を用いて、母数の推定問題を考える。 |
授業の達成目標 |
①確率論の諸概念の数学的な構成を理解している。 ②基本確率分布の意味と性質を理解している。 ③統計的推定という統計手法の基礎と具体例を理解している。 |
教科書 |
薩摩順吉著「確率・統計」(岩波書店)2019年 ISBN978-4-00-029889-6 |
準備学習、注意事項 |
授業時間外の学習 〔準備学習等〕、および学習上の注意事項 -------------------------------------------- 宿題を課すので、必ず指定された期日までにGoogle Classroomへ提出すること。提出遅れは評価の対象外とする。解答はGoogle Classroomにアップロードするので、必ず確認すること。 |